xBid Pro インストール/設定マニュアル

xBid Pro インストール/設定マニュアル

専用パソコン本体 最低限のスペック

専用パソコンの最低限のスペックです。

・中古パソコンは避けたほうが良い。安定動作を確保するためです。
・最低限必要なスペック:
 CPU : 最新のCore i5、或いはそれ以上の性能のCPU性能
 内蔵メモリー:16Gb以上のもの
 OS:Windows11またはWindows10
 エクセルソフトは必須で、Office2016以降のもの(ただし、ストアアプリ版は使用不可です)

アプリのインストール パソコン本体の設定

自動売買に必要のないアプリや、自動売買動作に悪影響を与えるソフトの削除を行う。

・PCを立ち上げます。
・自動売買に必要の無いアプリや、自動売買動作に悪影響を与えるソフトの削除を行う。
 例:One driveは不要なので、動作の停止、削除する。ウイルスソフトは悪影響を起こす恐れがあるので削除する。
   他にも、自動売買には関係のないアプリを削除する。(PCによってインストールしてあるアプリの内容は異なります)
・次に、タスクマネージャーを開いて必要のないソフトウエアの動作を停止させる。
 タスクバーのWindows ボタンを押す→すべてのアプリ→ツール→Windowsシステムを押す→タスクマネージャーを開く→スタートアップアプリを開く→自動売買に不要なアプリは動作停止設定に変更する。

楽天マーケットスピードⅡをインストールする

・楽天証券のホームページから、楽天マーケットスピードⅡをインストールする。
・まず、エクセル立ち上げ、自動売買に必要な次の設定を行う。
 エクセルを立ち上げ→ファイルを選択→左下にあるオプションを押す→次の間隔で自動保存データを保存する、のチェックマークを外す。→トラストセンターを押す→トラストセンターの設定を押す→マクロの設定、を開く→VBAマクロを有効にする、にチェックマークを入れる。

Market Speed Ⅱを立ち上げてログインし必要な設定を行う

・次に、Market Speed Ⅱを立ち上げてログインしマーケットスピードⅡに必要な設定を行う。
 ・ログイン後の画面で、右上のギヤマーク(環境設定のボタン)を押す→取引暗証番号の右側2つの項目にチェックマークを入れ、自分の取引暗証番号を入力する。その他の項目を確認し、先物取引関連項目が有効になっている事を確認する→Market SpeedⅡを閉じる。(必ず閉じる事)

・楽天証券HP中の「Market Speed ⅡRSSオンラインヘルプ」ページを開く→アドイン登録を各項目順に従って設定完了させる。(ここで不明な点があれば楽天証券のヘルプ電話等でお尋ねして解決下さい)

xBid Pro の設定を行う-1

・xBid Proソフトを立ち上げる→エクセルリボンの中に現れている「マーケットスピードⅡ」の表示部分を押す→エクセルリボンの下に表示されている「接続、又は、未接続」と表示されている接続表示の濃紺の丸印ボタンを右クリックし「クイックアクセスバーに追加」を押し、
 エクセルリボンの帯の中に同様の膜が追加表示された事を確認する。確認できたらマーケットスピードⅡの接続ボタンがエクセルに登録された事になります。
・上記の、「接続、又は、未接続」と表示されている接続表示の濃紺の丸印ボタン、の右横の赤色の「発注可、或いは、発注不可」と表示されている赤マークのボタンを同様の方法、手順でエクセルに登録する。→エクセルリゴンの中に同様の赤ボタンが表示されたら登録が完了です。
・最後は、一番右側の「更新」青色の丸矢印の回転を示すマークのボタンをエクセルに登録します。やり方は全く同じです。同様にエクセルリボンの中に同様のマークが表示されたら終了です。

xBid Pro の設定を行う-2

次に、xBid Pro に以下の設定を行う。
・Xbid Pro 左下画にある「初期設定シート」タブを押す → Windowsユーザー名の右側のオレンジの取得ボタンを押してWindowsユーザー名を表示させる→楽天証券のログインパスワードを間違えないように入力する(取引パスワードではありません)→
 手元のキーボードでF10或いはALTボタンを押すとエクセルリボン状のアイコンの上に白抜き黒四角の番号が現れます→先ほどエクセルリボン内に追加したアイコン「接続状態」「発注可否」「更新」書くアイコン上に現れた番号を対応している空欄にインプットする。
 例:「接続状態は何番ですか?」→番号が4と表示されていたらこの欄に ”4” とインプットしていく。3個にインプットができればこれでこの作業は完了です。
 

・この項ではいよいよ最後の手順に移ります。
 マーケットスピードⅡの自動接続時刻の設定です。
 これは、この後の設定項目のxBid Proソフトの自動立ち上げ時刻より必ず後の時刻に設定する必要があります。
 つまり、xBid Proが自動で立ち上がり、その後、xBid Proの機能を使ってマーケットスピードⅡを立ち上げさせる必要があるからです。
 逆では自動売買の開始が出来なくなりますので十分注意して下さい。
 ちなみにここに設定する時刻は、取引開始時間前の余裕をもって、朝の07:50:00 くらいから 08:05:00くらいの間の時刻で良いと思います。
 この時間帯を選択するのであれば、xBid Pro 立ち上げの時刻設定はこの時刻以前とする必要があります。
 また、以前の時刻に設定する際には、その間を10分以上の余裕をもたせた設定時刻にしておくのが良いでしょう。ここでは、08:00:00と選択して終了したとします。
 次の「Enterまでの待機時間」とかその他の項目はデフォルトの設定値で構いません。数十秒の間隔で良いと思います。

xBid Pro ソフトの自動立ち上げ設定とパソコン本体の再起動の自動設定を行う

・自動売買開始前の設定はこれが最後となります。 
 専用PCに、パソコンをONにした後に、「xBid Pro ソフトの自動立ち上げ設定」 と 「パソコン本体の再起動」の自動設定を行います
 まずは、xBid Pro ソフトの自動起動設定です。

 ・タスクバーのWindows ボタンを押す→すべてのアプリ→ツール→Windowsシステムを押す→タスクスケジューラーを選択しオープンします。
 ・「基本タスクの作成」をクリック→名前の項目に適当にインプットする、例えば、「xBid Proソフトの起動」とかで良いでしょう。→次へ→トリガの所で毎週にチェックをいれ、次に→開始時刻を選択(先ほどマーケットスピードⅡの自動接続時刻で設定した時刻より前に時刻を設定する。)
   例えば、この例だと08:00:00以前にする必要があるので、07:50:00と選択する→月曜日~金曜日まで全てにチェックマークを入れる→プログラムの開始にチェック→参照を押す→左側にあるPCのマークをクリック→デバイスとドライブでOS(C)をダブルクリック→
   Program Files をダブルクリック→Microsoftをダブルクリック→rootをダブルクリック→office16をダブルクリック→グリーンのマークが入ったEXCELをダブルクリック→"C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\EXCEL.EXE"をコピーして下の「引数の追加(オプションXA)」の
   右側の欄に貼り付けを行う。→上側の「プログラム/スクリプト(P)」に戻り、この項目をカラにした状態で、参照ボタンを押す→左側のOS(C)を押す→ユーザーをダブルクリック→ユーザー名が出るのでそれをダブルクリック→デスクトプをダブルクリック→xBid Proソフト名をダブルクリック→
   次へを押す→完了ボタンを押す → これで、完了です。

・最後にパソコン自体の再起動を設定して全ての必要設定項目は完了となります。

 ・タスクスケジューラを開く→基本タスクの作成→例えば、PC再起動、とかと入力する→毎週を選択→時刻をインプットする(この時刻は前の項目xBid Pro自動起動時刻より前の時刻を入れる)例えば、07:30:00とかです。→プログラム開始→次へ→参照をクリック→左の欄のPCを押して、
  デバイスとドライバOS(C)をダブルクリック→Windowsをダブルクリック→system32をダブルクリック→下の方へクロールし四角い青マークのウインドウまーくのが表示されている”shutdown”をダブルクリック→参照欄に C:\Windows\System32\shutdown.exe が出ればOKです。→
  引数の追加(オプションXA)の右の欄の中に、「-r -t 30 -f」と打ち込んで→次へ、を押す→完了を押す→全ての必要設定項目は完了しました。
  ここでご注意事項は、「-r -t 30 -f」をインプットする際には、必ず半角で、各文字の間には必ず半角の空欄を入れることです。-rの次は半角空欄、-tの後半角空欄、30の後半角空欄、-fとインプットします。
  この一連の設定の意味は、「30秒後にパソコンは再起動する」という意味です。

お疲れ様でした

これで自動売買に必要な全ての初期設定は完了しました。
けっこう大変な作業でした。

なお、xBid Proインストール済の専用パソコンをお買い求めの際は、この様な必須事項の設定は全て完了した状態でお届けします。
パソコンに不慣れな方や初心者の方には手間いらずで簡単に自動売買が開始出来る方法と思いますので、その制度の方もご検討下さい。

リモート作業に必要なアプリのインストール

この後、リモート作業でメンテナンスとかが必要ななる際に便利な様にリモート操作が出来るアプリを入れておくと便利です。
「Team Viewer」 とか 「ANYDESK」 とかが良いでしょう。

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