【 サブスクでの商品購入、経験ありますか、、、、?? 】
皆さん、サブスクで何か商品など購入したことありますか?
韓国の家電メーカーLGが家電商品のサブスク販売を始めていますが、概ね好評の様です。
私の知っている限りですが、日本でもPanasonicのカメラ部門(LUMIXブランド)で一部のミラーレス一眼カメラのサブスク販売を行っていますが、これ以外の商品や他の企業でサブスク販売を行っている日本メーカーなどは殆ど知りませんね。
このサブスクでの販売なのですが、結構、消費者側にもメリットがありそうです。
例えば、Lumixのカメラをサブスクで購入すると、(例えば3年間とか)その加入期間ではあらゆる故障が無償で保証を受けられる様な制度もついている様です。
たとえ自分のミスで、カメラを落としても、水に浸かっても、自己責任の範囲でもサブスク期間内でスト保証や交換などが効くようになっているらしいです。
で、その後、最初の契約期間満了の3年間経つと、その時点で同じカメラを購入した形で自分のものとするか、あるいは、市場価格以上で下取りして貰って、他の新しいカメラを次のサブスクで購入していくか、この様に満期の時点で色んなオプションの選択肢も有るようです。
LGの家電商品では、食洗機をサブスク購入する人が多いようですが、これもわかる気がしますね。
大型の食洗機を一発購入するとなるとかなりの勇気も要りますね。
でもサブスクで購入してどうしても馴染めない、使いこなせない、という事態になればその間の代金さえ支払えば途中解約も出来る様なので、まずは、使ってみて、導入してみて、とか、お試し感覚 で
購入できそうです。
今後、日本での家電商品やカメラ等の他に広がっていくのでしょうか。
消費者にとってはメリットも多くありそうですが、、、、、、、、。
(記事抜粋)
韓国LG電子がテレビや洗濯機などの家電をサブスクリプション(定額課金)型で貸し出すサービスを広げる。
韓国で立ち上げた月々数千円の出費で最新の家電を入手できる仕組みを、2024年中にタイやインドなどでも始める。
中国勢との価格競争などで伸び悩む家電事業の利益率を改善し、再成長を目指す。
「新婚生活はLGの家電サブスクで始めませんか」。ソウル市内の家電店を訪れると、店員がカップルの来店客に熱心にサブスクについて説明していた。
対象となる家電は洗濯機や掃除機、空気清浄機やテレビなど23種類にも及ぶ。
LGが手がける家電のサブスクは、商品を一定期間貸し出す仕組みだ。期間は3~6年で、満了後はそのまま家電を所有できる。期間中は家電の設置から故障時の無償交換、フィルターの洗浄など幅広いサービスを受けられる。食材の定期配送といった家事サービスも有料で利用可能だ。

LGのサブスクではとりわけ、食器洗い機が人気を集める。
同社の食器洗い機の売上高のうちサブスクが7割に達する。
6人用の場合、6年契約なら1カ月の料金は約2万ウォン(約2000円)となる。
6年間の総額だと約143万ウォンで、一括で購入する場合の価格に比べ6割高くなる。
それでも月々の負担は小さく、定期的にメンテナンスを無料で受けられるサービスが付くことも消費者にとって魅力だ。
ソウル市内の40代の女性会社員は「本当に使いこなせるか分からない家電の場合、初期費用の負担感が大きい。サブスクなら試してみたい」と話す。
LGは韓国の家電大手の中でサブスクに先行して取り組んできた。
源流は09年に開始した浄水器で、22年から品目を大幅に増やしサブスク事業を本格化させた。
23年のサブスク事業の売上高は前年比3割増の約1兆1341億ウォンとなり、24年も1兆8000億ウォンを超えて6割増になる見通しという。

足元でサブスク事業に一段と注力する背景には、家電事業の採算低迷がある。
8日に発表した24年7~9月期の連結業績(速報値)は、全体の売上高が前年同期比11%増の22兆1769億ウォンと過去最高だった一方、営業利益は21%減の7511億ウォンだった。
主力の家電事業で物流費の高騰のほか、中国ブランドとの激しい価格競争が響いた。
このためLGはサブスクの拡大により、採算の改善につなげる考えだ。
サブスクでは継続的に収益が得られ、利益率も高いためだ。LGは人工知能(AI)を活用するものなど機能の高い家電に力を入れており、サブスクを通じた高価格のAI家電の販売増も見込む。
実際、韓国内の証券会社の試算ではサブスク事業の売上高営業利益率は10%超で、家電事業全体の7%(2023年12月期)を上回るという。
顧客がサブスクでLGの様々な家電を選び、あらゆるモノがネットにつながるIoTの機能を通じてテレビなどと連携させるなどの青写真も描く。
コンテンツやサービスで課金を促す「LG経済圏」の構築にもつながり、収益基盤は一段と強固になる。
家電事業の全売上高に対してサブスクの規模は23年に4%にとどまっており、今後は海外にも順次拡大して比率を高めていく。すでにマレーシアと台湾で開始しており、タイとインドなどアジアで広げるほか、近く米国と欧州でも展開する計画だ。
家電のサブスクは日本でも一部企業が手がけるが、電子商取引(EC)サイトを通じて複数のメーカー品を貸し出す形式が多い。
LGは直営店やECなど自前の販売網を持ち、品ぞろえや関連サービスの種類の多さが強みだ。
今後は韓国以外でもサブスクを円滑に提供できる体制を構築できるかが課題となる。
10月半ばには韓国メディアが、サムスン電子もサブスク事業への参入を検討していると報じた。
サムスンは「公式に決まったことはない」と説明するが、将来はサブスク分野での競争も激しくなる恐れもある。
サムスンはAIやIoTに注力しており、LGと家電分野で激しく争う。
中国勢の攻勢をかわし、サムスンとも高級路線で競えるか。サブスク事業の拡大の成否は、10月に創業66年を迎え家電の老舗となるLGの今後の経営も左右しそうだ。
という事で、この様な流れが日本でも起こるのでしょうか??????
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