【xBid Pro 完全自動売買ソフト採用の売買ロジックの特徴とは】

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完全自動売買のソフトでトレードを行う場合の注意点や、特徴などはそれぞれのソフトウエアの売買ロジックで異なってきますが、概ね、共通する要素も多いです。

今日は、私が使ってきている xBid Pro の売買ロジックでトレードする際に、注意しておくべきポイントや自動売買ロジックの特徴を共有したいと思います。

まず、xBid Proロジックの最大の特徴は、Nash均衡論というノーベル賞受賞のJohn Nash氏が発表したロジックを自動売買に採用している点です。
(Nash均衡、John Nash氏に関してはこの過去ブログを参照下さい)

このNash均衡という考え方を相場=株式等の売買、に当てはめて考えてみます。

相場は必ず小さなアップダウンを交えながらトレンドの方向に移動していき、途中で反転し、それを繰り返す場合や、そのままトレンドに乗って大きく伸びていく場合もあります。
他に細かな動きもありますが基本はこのような感じになります。

また、相場の動きは誠に複雑怪奇に見えますが、相場の参加者にとっては、単純に 「買い、又は、売り」 この2つの動作を決定する要素しかありません。

相場の動きの中で、相場に参加している多くがこちらの方向に動きたい(上方向か、下方向かのどちらか)と考えて行動をとるとその時点で均衡している相場値が崩れて(ブレイク)多くの参加者の望む方向へ向かって動き始めます。

この様に、相場に参加している多くのトレーダーが望む方向に相場はシフトしたり動いたりします。
その時点で相場値の均衡がブレイクします。
これこそが、相場におけるNash均衡そのもので、xBid Proではこの考え方の売買ロジックが採用されています。

この様なNash均衡点は相場の中にはいくつも存在します。
均衡がブレイクする相場値は多数存在する訳です。

相場値がブレイクすれば、相場は反対方向へ動くことになりますが、相場にてトレードを行う際には、ブレイクポイントではそれまで保有してきたポジションはその時点では不要になる訳で、それまでのポジションを解消して新たに反対のポジションを持てばNash均衡がブレイクした後の動きの中で利益獲得が可能になってくるのです。

この様に、自動売買ロジック、特に、xBid Proロジックでは、相場の均衡点を確定し、その時点で反対ポジションを取ってその流れに乗って利益を獲得していく、という売買ロジックで、この場合には「ロスカット」という事が大変重要な意味を帯びます。
このロスカットという考えがあって初めてNash均衡を相場売買に咀嚼し採用した意味が見えてくるのです。

トレードを行っている方のなかには、「ロスカット」という言葉そのものも嫌な方や「ロスカット」を無くす方向で考えるような方もいらっしゃいます。
自動売買、特にxBid Proロジックでは、「ロスカット」が大前提の売買ロジックになっているのです。

「ロスカット」が起こるのは当たり前、「ロスカット」を交えながら利益を確保してく、という大前提のもとで自動売買が成り立っていると考えて下さい。

ただ、当然のことながらこの「ロスカット」は回数的にも総量的にも少なくあるベキなのは当然の事です。
またその他に相場の中で「利益確定」を行っていく事もロスカットと同樣に自動売買、特にxBid Proでは大切な重要な概念になっています。

ロジック総論のマトメとして、xBid Proの自動売買ロジックでトレードを行う際には;

・Nash均衡点に到達すればそれまでのポジションを解消、ロスカット、し新たに逆ポジションを保有す
  る連続動作が相場の終了まで繰り返される。
・これらの繰り返しの中で、一定額の利益を確定させる事=利確、も大切な要素のひとつです。

という概略この様なロジックの動きになるので、損を確定させる=ロスカット は大変重要な要素の一つという事がわかると思います。

次回では、実際の売買を行う際に目安となるロスカット値を具体的にどの様にして決めれば良いのか、最適なロスカット値とは?? という観点で記事内容を共有したいと考えています

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