【隣の大国、中国の国民の意識ってどうなってるの???】

最近中国で起きた悲惨な事件、日本の小学校の子供殺傷事件の事、ニュースでも多く取り上げられて

いて皆様も良くご存知の事件です。

深圳といえばハイテク企業が集う中国のシリコンバレー的な感じの、沿岸部で多くの外国ハイテク

企業が集結している都市です。

その中の日本企業に駐在しているご家族の日本人学校に通う小学生が一中国人によって殺傷された

のです。

何の罪もない元気で、将来有望な成人となったであろう日本人のまだあどけなさも抜けない小学生を

刺し殺すとは!!

100歩譲ったとして、この事件は一人の中国人の単独犯行という事は理解できるのですが、その

後の中国政府の対応や外部に向けての見解発表等が大きな問題の様に思えるのです。

今から振り返ってみて、6月にも蘇州で日本人の母子が刺され、それを止めようとした中国人女性が

亡くなったという悲惨な事件もありました。

更に、場所や日時は記憶していませんが、今年には、アメリカンスクールの先生数人が刺された傷害

事件も有ったように記憶しています。

この様に、ここ最近とみに中国において外国人を対象にした傷害事件の発生が多発している事案が多く

見受けられます。

この様な外国人を対象にした殺傷事件の多発している国って今どき他にありますか??

勿論、内戦などが勃発している様な後進国、発展途上国と呼ばれる国の話ではありません。

もはや経済規模でもあらゆる分野の統計においてもアメリカに比肩する、あるいは抜き去っている様な

国際的にもある意味認めらるようになっている  立派なお国 なのです。

その様な自分の国の中で、外国人が多くの被害を受けている、この様な事象に対して、中国共産党政治

局員(高官)の発言が、 「全て偶発的な個別事案だ」 の一言です。

それ以降、事件の背景や襲った本人の思想背景とか、外国人が絡む事件の核心的な部分に関しては

全く情報発信もしなくなり、全てを覆い隠したままの状態です。

この様な事件に関する核心的な部分が不明では、対象となる外国人、特に日本人、はどの様な自衛策

や対策をとれば良いのか、その方策すら定めることも出来ない状況だと察します。

現地で日本企業から派遣された駐在員のご家族方たち、日本経済の更なる発展の為や中国経済への

貢献に日夜努力をされているその駐在員やご家族の事を思うと、何も出来ない日本政府をもち、

日本で安全に暮らす安全慣れした一日本人として大変申し訳ない、情けない気持ちになります。

中国では習主席一強体制がすでに確立され、幼児教育も更なる愛国教育の徹底が図られている様子です

が、その中には一貫して反日の教育内容が盛り込まれているそうです。

幼少期の頃からこの様な偏った愛国主義を刷り込まれてしまうと、社会情勢や経済不安とかの不安感、

恐怖感が蔓延した際には、外国人排斥の動きとか、特に反日の極端な表れとしてこの様な事案が発生

する、この事は誰が観ても簡単に理解できることだと思います。

でもそれらは現中国の体制下では既に 暗黙の了解事項 となってしまっている様にも観えます。

最近の中国経済は一時の活況とは真逆の様相で、どこかの国で長らく苦しんできた不動産不況 の煽り

から経済の低迷期に陥っている感があります。

経済の低迷で人々の暮らしが行き詰まれば中国共産党への不信感も増し、習主席一強体制の政権と

してはそれのハケグチや目をそらせる目的から 反スパイ法 なる悪習を強化したりもして、更に

反日教育の効果が加わり外国人、特に日本人への憎悪感を煽る、この様な大変危ういことになって

きている状況下にあるのではと考えられます。

これから先を考えてみても、中国を取り巻く世界の目は相応に厳しさが増してきている状況で、これ

までの突出した経済成長は世界の中ではもう見込み薄だ、という事は誰の目からも明らかだと思い

ます。

今後、経済的には、 弱くなる中国 となっていくものと考えられますが、国家の力 が弱まり始めた

この時期に、 共産党、習主席の一強体制下の中国国家 は一体どこに向いていくのでしょうか?

ミサイルを太平洋に打ち込んでみたり、台湾、フォリピン、日本など周辺国への軍事的威圧を高め

たり、侵略国家ロシアと共同軍事訓練を強化したりする国が、中国を除いて世界のどこに存在して

いるのでしょうか?

日本を取り巻く環境は大変厳しいのです。

北朝鮮の核武装、あやうい中国、計り知れないロシア、どれをとってもこの様な強権国家に囲まれて、

一触即発の危険性が高まっている地域は東アジア以外には存在していないと思います。

この先の国家の舵取りを担うことになる石破新総裁には、くれぐれも、安全保障の舵取りだけは誤ら

ないようにして欲しいと願っている、ごく普通の日本人の 私 です。

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