【自動売買を日々安全に稼働させる際の注意事項です】

自動売買って確かに便利なツールです。
特に完全自動売買のxBid Proは通常ですとパソコンさえ常にONの状態にしておけば、日々セッションごとに自動で売買をおこなってくれ、最終の引けでは全て手仕舞いをしてくれるように自動化されています。
通常では、使用者側は自分の仕事や子育て等の自分自身のメインの仕事に傾注する事が出来ます。
この様に便利な完全自動売買でトレードを行ってくれるので通常では全く問題ないのでそのまま放っておけば良いのですが、この便利なトレードツールを安全に日々使用していく上で「最低限のチェックポイント」があるのです。それらのチェックポイントを次に具体的にご説明します。
【日々必ず行うべきチェックポイント】
・毎朝トレード開始前の時間帯(08:45以前)で自動売買稼働の準備体制が整ってトレード開始前の時 間帯(07:50頃~08:30頃までの間);
①楽天マーケットスピードⅡが正しく立ち上がっている事を確認する。
以前の記事にも書きましたが、アップデートが不定期でありますので、アップデートされた後ではパスワード等が抜け落ちる場合があります。)
尚、アップデートは週末に行われる事が殆どですので、特に週明けでの立ち上げ確認は重要です。
パスワード等が抜け落ちている状況をそのまま放置しておくとその期間では自動売買の稼働は一切できません。
「xBid Proが稼働していない」という問い合わせの殆どはこのケースです。ご注意を!!
②xBid Proソフトも同樣で、上記の時間帯で、xBid Proが動作している事を確認する。
これは、マーケットスピードⅡと比較すると殆どアップデートはありませんので、xBid ProのUI画面上にマウスを置けばマウスのポンター部分が短時間で点滅を繰り返していればOKです。
この2点、特に第①項の確認作業は重要です。
次に、
・各セッションが終了し、次のセッションが開始されるまでの時間帯;
デイセッション終了後(15:15~16:29の時間帯)、ナイトセッション終了後(06:00~08:44の時間帯)
①セッション終了後に保有ポジションの有無を確認する。
極く稀にですが、セッションが終了した時点で何らかの原因で保有ポジションが決済されずそのまま残ってしまっているケースがあります。
(通常は、引けでは、この様なケースでも強制的に決済が行われる様な仕様になっていますが、極くマレなケースとして起きる場合もあります)
その場合は次のセッションが始める前までに 「手動」 で、残全枚数「成り行きFAK」での決済注文を入れて、次のセッションの寄りではポジション無しの状態にしておかねばなりません。
もし、この様な稀なケースで必要なポジション解消の措置を取らなかった場合では、xBid Proはずっとポジションを保有しているものとして判断しますので、それ以降の自動売買は行いません。
「xBid Proが自動売買を行わない」という問い合わせのケースです。
以上が完全自動売買を安全に継続稼働させる場合の重要チェックポイントです。
もし、これらの時間帯にパソコンの前での手動操作や画面の確認が出来ない場面では、リモートソフトの導入が良い方法です。
Teamviewerとかのリモートアプリをご自分のスマホと専用PCにインストールすれば出先でもこの様な確認や手動での作業が出来ますので、これも導入しておく事をお勧め致します。
最後に我が家では、この重要で、且つ、簡単な確認作業を確実に行う為に以下の事柄を実践しています。
ご参考までです。
・(妻の担当)毎朝08:00にスマホでアラーム設定を事前に設定していて、アラームが鳴るとPCの画面上で確認を行う。
忙しい朝の時間帯でややもすると忘れがちになりますので、スマホにアラーム設定してあります。
絶対に忘れることは一度もありません。
・(私の担当)各セッション終了後の確認を自分で行います。(私の場合はアラーム設定は行っていませんが、習慣になっていますので、忘れることは無いです)
また、外出する事もありますので、スマホにはリモートソフトはインストール済です。(どこでも自宅のPCをリモートで確認できます)
自動売買を安全に日々稼働させる為に、「安全には安全を期する」、という意味でルーティーン化しています。
ご参考までです。