【中期狙い現物個別株:電子部品メーカー株価が面白そう、、、、、】
あくまで中期での保有を前提としたお話ですが、私個人的には先般の日経株価急落時のあと、少し
落ちついたかな、と感じた時点でしたが、半導体装置関連の個別株をコソッと仕込みました。
これはこのブログでも書きましたが、長期保有条件での狙い目だと定めたものでした。
今回は、つい先程発表された、電子部品メーカー各社の世界における存在感が高まって来ている
というお話です。
本年7月までの統計で、グローバル出荷額が過去最高となった様です。
中国他の国のメーカーを寄せ付けない勢いがあります。
これは、日本メーカーが中国メーカーの追い上げを受けて、部品の内製化、自前営業を強化した事
などの改革を進めて、それが実りを迎え、勢いをましてきている事を示しています。
これは力強いですよ。
電子部品というと、小さなチップ部品などをつい想像してしまいがちですが、このような部品単体は
コスト面では中国メーカには太刀打ちできず、日本国内メーカーは対象企業、対象製品、などを
絞って部品を寄せ集めた半アッセンブリの形の内製化を進めたお陰だそうです。
中国メーカーには出来ない電子部品の製造形態です。
世界に通用する特異な製造力となっている訳です。
これは多くの方が気づいていない点なのかもしれないですが、世界に当分は通用する手法だと
考えられます。
携帯端末向け、ゲーム機、電気自動車、向けとか、また、最近需要が高まってきているデータ
センター向け、とか販売先は引く手あまたのようです。
この様に今や、グローバル、世界的に認められた日本の電子部品メーカですが、その企業数は結構
数多いです。
タムラ製作所、TDK、村田製作所、ヒロセ電機、、、、等々、思いつくだけでも結構数多くの
電子部品メーカがありそうです。
これらの各社殆どは、電子部品の生産設備をも内製化していて、他の装置産業と手を組んでも肝心な
核心的技術は全てブラックボックス化して技術の流出を図ったり、各社は中間の商社などを通さず、
直接の対象企業に対し営業活動を行っているメーカーばかりです。
当然中間マージンの縮小で利益率も高まることになります。
なかでも私個人が特に注目しているのが、村田製作所です。
これは、海外生産化を進めてきていて、2011年の時点では海外生産比率20%から35%台へと比率を高めてきています。
海外向けの売上が9割を占める村田製作所ですが、為替変動にも強いメーカーになってきている様子が
伺われます。
他の各社はまだそこまで追いついていないようです。 この点も大注目です。
おそらく、これから当面の間は、日本電子部品メーカーの売上、利益水準も高止まりとなると予想
されます。
現時点では、それほど注目度や過激な人気度の高くない電子部品メーカ各社ばかりです。
これらの中から胸に刺さるメーカーを探し当てるのも、ひょっとすると来年に向けてのビックな
お年玉になる可能性が高いのでは、、、、、?? と間g萎えている次第です。
また、◯◯製作所株でもコソッと仕込んでみようかな、という悪い癖が起き上がってきている
今日このごろなのです。

