【コロナ禍後でのリモートワークに変化が、、】
コロナ禍での期間中、自宅でのリモートワークが多くの企業で採用されてきていました。
コロナ禍が過ぎ去って、このリモートワークの功罪が見直されてきている様です。
ご近所のサラリーマンのご家庭でも、コロナ禍の期間はほぼ毎日ご主人と顔を合わせる事が多かった
のですが、最近はあまり散歩する姿もウイークデーでは見かけなくなり、奥様にこの事を尋ねると、
会社ではリモートワークでの弊害が多くなって、コロナも一般的なインフル扱いとなった今では、
以前と全く同じ週休2日に戻ったそうです。
土日以外は以前と全く変わらない姿で毎朝ご出勤されているようです。
奥様はこれによって随分家事が楽になった、と笑っていらっしゃいましたが、、、、、。
その後、日曜日にご主人と道端で話す機会があり、お勤めの会社での議論は要約すると次の様な内容だったそうです。
今後、ご主人の会社ではこれらの結果から更に効率的な働き方の改革を推し進めていくことになったそうです。
労働組合と会社側が協議しまとめたビラを見せて頂きました。
羨ましいほどの従業員にも優しい会社にお勤めです。
(リモートワークの功罪)
- 対面コミュニケーションの重要性再認識: リモートワークでは、非言語コミュニケーションや偶発的な出会いが不足し、チームワークやイノベーションの阻害につながるという課題が浮き彫りになった。
- 企業文化の醸成: オフィスでの交流を通じて、企業文化を共有し、社員の帰属意識を高めることが重要と認識されてきている。
- 生産性向上: 特定の業務はオフィス環境の方が効率的に行える場合があり、生産性向上につながると期待されている。
- リーダーシップの発揮: 新入社員の育成やチームの活性化など、リーダーシップを発揮するためには、対面での指導やコミュニケーションが不可欠。
働き方の変化
- ハイブリッドワークの定着: 完全な出社ではなく、週1~2日程度の出社を推奨する企業が増え、ハイブリッドワークが主流になりつつある。
- 業務内容に応じた働き方: データ整理などの定型業務は在宅勤務、会議やチームワークが必要な業務は出社など、業務内容に合わせて働き方を選択できる柔軟な制度が求められている。
- オフィス空間の進化: 従業員が快適に働けるよう、個人スペースや共用スペースの充実など、オフィス空間の改善が進んでおり、働き方が多様化する中で、オフィスが果たす役割も変化している。
- 従業員の働き方に関する意識調査: 従業員がどのような働き方を望んでいるのか、定期的に調査し、働き方改革を進める上で重要な指標とする必要がある。
- オフィス環境の整備: ハイブリッドワークに対応するため、オフィス環境を整備し、従業員が快適に働けるようにすることが求められる。
- リーダーシップの強化: 新しい働き方への移行に伴い、リーダーが従業員を指導し、モチベーションを維持することが重要になる。
- 制度設計の最適化: 出社日数や勤務時間、リモートワークのルールなど、企業は従業員が働きやすい制度設計を検討する必要がある。
- リモートワークのメリットとデメリット: リモートワークがもたらすメリット(柔軟な働き方、通勤時間の削減など)とデメリット(孤独感、コミュニケーション不足など)を改めて検討し、両方の良い部分を活かせる働き方を模索する必要がある。
- AIの活用: AIを活用することで、リモートワークでも円滑なコミュニケーションやコラボレーションが可能になる可能性がある。
- ワークライフバランス: 出社回帰によって、ワークライフバランスが崩れる懸念もあり、従業員の健康状態や生活状況に配慮した働き方を推進していく必要がある。
一つの事例ではありますが、日本でもコロナ禍を乗り越えて、より効率的な働き方改革に舵を切る企業が多くなってきているように感じています。
出社回帰は、新型コロナウイルス感染症拡大という社会の変化をきっかけに、企業が効率重視の働き方を再考する良い機会となってきたと思います。
対面コミュニケーションの重要性を再認識しつつ、ハイブリッドワークなど、多様な働き方を導入することで、従業員の満足度向上と生産性向上を両立させることが求められる様になってきたのではないでしょうか。
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