【アメリカ大統領選挙結果の後、株価動向や注目個別株】
日本での大きな政治イベント 衆議院選挙も自民党大敗で終了しました。
自民党大敗で株価は下げると予想されていましたが、以外にも、アク抜け感 から一旦下げた後急激に値を戻し、大幅高で28日が終了しました。
後付けの説明になっているようですが、今朝の朝刊の報道内容は、株価は先週末に自民党の敗北を予想して既に織り込み済みだった、というのが多くの論評の様でした。
さて、次は、11月5日のアメリカ大統領選挙後の日本株の動向が注目されます。
ここは大胆な予想も踏まえて、今年年末までの株価動向や有望と考え得る日本個別株を予測してみたいと思います。
あくまで独断と偏見ですが、意外とこれまではよく当たってきています。以下、御覧下さい。
日本株全体としては、大統領選挙後は概ね年末にかけて上げて終了する、という予想が一般的です。
ただ、今年前半の様な日本株全体が力強く上昇していくストーリーは考えづらいと思っています。
その理由の一つには、”程よい加減の円安” が影響するものと考えています。
日本株全体が大きく上がっていくためにはどうしても 外国人投資家の参入 が必須条件となってきますが、程よい円安 であれば世界の投資家から見ると、為替が程よく円安方向に振れると日本の輸出関連が大きく伸びる予想も立てづらく、世界株高が進行していく中では、むしろドルベースのリターンが目減りするリスクのある日本株をあえて選ぶ理由がない、と観られてしまうからです。
この様な理由から、私の予想としては、日本株全体では年末にかけて上げていくものの、株価40,000円
程度がその上限だろうと観ています。
ただ、日本株の個別株という観点で観ていくと景色がちょっと変わるのでは無いかとも考えています。
年末にかけては、この様なアク抜け感もプラスして、日本株価は程よく上昇していくと予想していますが、これを個別株の観点から観てみると 出遅れ感の有る有望な業種 に大きく上昇できそうな業種/銘柄が残っているのが見えてきます。
その業種の中では、(これは、私自身が、長期狙いで半導体装置関連株を保有中な事や、私の好みや主観が入ってしまうのですが) 半導体装置関連 に目が行ってしまうのです。
半導体装置関連株の中でも、やはり私自身がイチオシなのが、 東京エレクトロン です。
私自身、これを本年8月の株価急落時に仕込んでいたものですが、ここのところの株価は4月につけた最高値からほぼ 4割安 でまさしく バーゲン状態 とも見えてきます。
業績は申し分なく、大統領選挙後の中国に対する規制などが具体化して明らかになるにつれ、これまたアク抜け感から 買い の条件が整ってくると考えています。
4月の高値に挑戦する場面が年末にかけてやってくるものと予想しているのです。
高値に追いつくだけでも4割高、抜けると5割高程度も見込めるのでは無いかと密かに期待もしつつ、
この様な予想をしています。
ここから年末にかけては、まず 森を観て 、次に その森の中から 最良の木 を見つけ出す様に考えていけば年末~年始には思わぬ お年玉 が待っている様な気がしてなりません。
私自身が既に仕込んである、という事からも また 私の好きな業種 という事もあり、期待を込めて、本年末にかけての 株価年末ラリー 再来に期待するところ大です。!!!