【ここ数日の相場感について、、、、】
ここ数日の日経株価を振り返ってみても、まだ8月末の激動の影響から抜け出ていない感があります。
先週末の日本時間夜間でのニューヨークの株価は大きく値を下げて終了しました。
雇用統計に弱い数字が出て、FOMC一部のメンバーの発言では、9月来週に開催予定のFOMC会議で
これまでの金利マイナス0.25%ではなく、0.5%が妥当との意見が発せられたりして、
市場では、アメリカの経済状況をFOMCとしてはかなり悲観的に見ているのでは、
という疑いが先行して、金曜日のロ雇用統計発表後の株価も大きく変動しました。
それに輪をかけて大きく反応したのがドル/円の為替相場でした。
最終的には、ドル円も140台の円高水準になっています。
この円高傾向により、来週、月曜日の週開けの日経平均は大きく下げて開始されると思います。
勿論、その後の株価変動や方向性は未知数ですが、市場の一部では8月末相場の2番底を確認しに行く
動きが始まったのでは、とも囁く人も出てきています。
あくまで私個人の意見にはなりますが、今回の下げは、先回8月末時のようなドル円キャリー取引の
巻き戻しの様にはならないのではないかと考えています。
キャリー取引はほぼ解消された様子が見て取れますので、2番底の確認相場にはならない様に思えます。
という事が正しいとするなら、そろそろ長期目線では有望銘柄の仕込み時が近づいてきているのかも
しれません。
半導体関連が私の狙っているところなのですが、その代表銘柄であるエヌビデア株価も一時の高株価か
らかなりの下落を見せてきています。
このあたりの動きをここ数日見て、あくまで長期目線からの現物株の仕込みを行おうかと考えて
います。
参考までですが、私の好きな、狙いを定めている銘柄は、東京エレクトロン、及び、アドバンテスト、
これら半導体装置関連株の2銘柄に絞っています。
世界目線では、アメリカ大統領選が終了するまでは株価の動きも低位の現在位置をウロウロ、といった
ところだと考えますが、秋口から再度の世界的な上昇相場が再現される事を期待しての仕込み狙いと
しています。
目先の株価の動きは株価のみが知る、、、、さて、さて、この先、どうなります事やら、、、、、
です。