【 利益確定幅を変えてみた時の売買結果の内容は? 】

自動売買全般でも、xBid Proでも同樣に、利益確定幅(利確値)を変えてみると具体的に
どの様に最終の売買結果が変化するのか、一例としてxBid ProのHP或る月での
順張り方向ゾーンでの初期設定値を採用した売買ロジックの結果表から観てみたいと思います。
売買結果は
利確値設定 売買結果 勝率 PF値 L/C回数制限値 平均L/C回数
ナイト デイ →
+210 +210 +825 66% 1.39 6 3.66
+310 +210 +1,200 69% 1.59 6 3.66
+310 +310 +895 63% 1.34 6 3.66
+350 +210 +1,415 69% 1.70 6 3.66
+350 +350 +755 59% 1.24 6 3.66
この月でのベストの利確値設定は ナイト:+350 デイ:+210 でベストな売買結果が得られています。
すなわち、ナイト設定値:+350 デイ設定値:+210 結果:+1,415(¥131,721) 勝率:69%
平均L/C実回数:3.66 でした。
このナイト/デイ利確値設定がこのストラテジーの中でベストパフォーマンスだった事が解るのですが、
ここで、L/C制限回数のみを変えて最終結果を観てみたいと思います。
ナイトとデイの利確値の設定は変えていません。上記の設定値では、最大のロスカット回数を6回に制限しています。
L/C制限回数を変えてみると、
・6回:+1,415
・5回:+145 勝率59% PF:1.05 L/C回数:3.66
・4回 +100 53% 1.04 3.66
・3回 +95 47% 1.04 3.66
・2回 -895 28% 0.62 3.66
・7回 +1,095 69% 1.47 3.66
・8回 +1,415 69% 1.70 3.66
・9回 +1,780 69% 2.07 3.66
10回 +1,780 69% 2.07 3.66
ベスト設定値:L/C回数制限値:9回、10回 +1,780(¥166,989)
この様に最終の売買結果が変化していきます。
サブスクの【フォワード売買結果データシート】では、この様に同じ売買ストラテジーの中でも
利確値、ロスカット値、ロスカット回数制限値、を変えだけで瞬時に上記のようなデータが表示され、
一覧で比較する事が出来るようになっています。
ユーザーなりのベストな初期設定値を確定させる作業が極く簡単に行えます。
今回の検証でわかった事としては;
・利確値設定は小さくするとセッション内での勝率は上がりますが、一回での利益幅が小さくなっているため、最終的には大きな利益額は期待できない。
・利確値を大きく取ると、セッション内での勝率は下がる傾向ですが、設定利確値に到達すれば大きく取れることになりますので、最終結果としてはトータルとしては比較的大きな利益幅が規定できる。
・ただし、その月の相場傾向として、利確値の設定幅は調整した方が良い結果は得られる。
・ロスカット回数制限に関しては、大きくすればリスクは増します。でもそれを恐れて回数制限を
小さな数字に設定すると回数制限に掛かってしまう率が高まり、結果としては大きな利益は期待できなくなる。 このあたりは、ユーザー個別の事情(証拠金の大小、リスク管理の考え方)等に大きく
影響される事になります。
私個人のここまでの経験では、ロスカット制限回数の設定は大きめ、すなわち、リスクを積極的に取っていく方向、の方がよりベターな結果が得られた、という事が経験上言えると思います。
これから、xBid Pro を開始される方は参考にして下さい。