【 久しぶりに 考えさせられる 映画を観ました 】

久しぶりにAMAZONで ”考えさせられる映画” を観ました。

ハリウッド映画で、 「シビル・ウォー アメリカ最後の日」 というタイトルの映画でしたが、
なかなか見ごたえの有る内容で、まさしくアメリカ現代の抱える大きな問題点を映し出していて、
日本人としての観点から観てもまさしく、来る今年の 11月5日 のアメリカ大統領選挙後に起こっても決しておかしくない社会現象を映し出している映画かな、という感情を強く持ちました。

2023年に公開された映画「シビル・ウォー アメリカ最後の日」は、アメリカが内戦に突入した近未来を描いた衝撃内容の作品です。
大統領選挙を控え、19州が連邦から離脱し、西部勢力と政府軍が激突する、という筋書き。

この映画を日本人として観ると、現代アメリカの分断や、民主主義の危機といった問題に改めて思いを馳せることになりました。

この映画で描かれるアメリカ社会の分断は、実は決して遠い世界の出来事ではないという事を実感した次第です。
日本社会においても、政治的な意見の対立、世代間の価値観の違い、地域間の格差など、様々な形で社会が分断されています。
私自身も、SNSの発展により、これらの対立がより顕著になり、社会全体の分断を加速させているように感じています。

しかし、日本とアメリカでは、社会の分断に至る歴史的背景や文化的背景が異なるため、その深刻度や表現の仕方も異なっていると思います。
例えば、アメリカの分断は、南北戦争以来の歴史的な対立や、人種問題、経済格差といった問題が複合的に絡み合っている一方で、日本の分断は、より最近の政治的な出来事や、経済的な変化が主な原因となっていると考えるからです。

この映画は、私たち日本人にもいくつかの重要な問いを投げかけている様に感じます。

  • 民主主義の危機: 民主主義は、多数決によって意思決定を行うシステムですが、社会が深く分断されると、多数派と少数派の対立が激化し、民主主義の機能が麻痺してしまう。
    この映画は、民主主義の脆さを浮き彫りにしています。
  • メディアの役割: 映画の中では、ジャーナリストたちが真実を報道しようと奮闘する姿が描かれています。  
    しかし、現代社会では、フェイクニュースや偏向報道が横行し、人々の間に誤った情報が拡散されることがある様です。
    メディアは、どのようにして客観的な情報を提供し、社会の分断を食い止めることができるのか。 重要な問いかけでした。
  • 個人の役割: 社会が分断されている状況の中で、私たちは一体何ができるのか。
    この映画は、私たち一人ひとりが、自分自身の考えをしっかりと持ち、積極的に社会に関わっていくことの重要性を教えてくれていると感じました。

日本人としての感想

この映画を観て、私は日本の将来について深く考えさせられました。
これは日本ではまず無いと思いますが、日本もまた、アメリカのような内戦に陥る可能性はゼロではないかも、と。
それを防ぐためには、我々一人ひとりが、互いの違いを認め合い、対話を通じて共通の課題解決に向けて努力していく必要があるのでは、と。

また、この映画は、民主主義の大切さを改めて認識させてくれました。
民主主義は、決して当たり前のものではない。 我々が平和で自由な社会を築き上げていくためには、民主主義をしっかりと守り、次の世代へと引き継いでいくことが重要であるんだな、と。

「シビル・ウォー アメリカ最後の日」は、単なるエンターテイメント作品ではなく、現代社会が抱える深刻な問題を浮き彫りにした作品と感じました。
この映画を観ることで、私たちは、自分たちの社会を客観的に見つめ直し、より良い平等な社会を築くためのヒントがそこに見出せるような感を強く持ちました。

エンターテイメント的な要素と、現代社会でいつでも起こり得る社会現象が強烈に描かれていて、久しぶりに、 「考えさせられた」  映画でした。

皆様も機会があれば是非観て頂ければと思います。


  
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