「ロジック」「ロジック」という言葉について思う事、、、、、、、第2回目

(先回からの続きです)
ジョギング中の息苦しい時に閃いたこのxBid基本ロジックですが、ジョギングから自宅に戻るやいなや、思い浮かんだロジックをメモ用紙に殴り書きした事を鮮明に覚えています。
もちろん、これが、私の最初のxBidの肝となる部分の基本ロジックなのですが、実は、Nash均衡とは別に、もう一つ私の脳裏に常に存在している事象があります。

この脳内に存在する事とは、翻って私の大学時代に遡ります。今から〇〇十年前の 大昔の 事です。

私は1浪を経て都内の大学に入学し、2年間の教養課程を学んでいたころのお話です。
私自身は大学時代、特に、一般教養課程の2年間はあまり真面目に授業に出席して学ぶ方では無かった学生です。

親の授業料を無駄使いしていた部類に入ると思います。
他の遊びの方に興味があって、よく仲間とつるんで、授業をさぼったりしていた 好ましくない学生だっと記憶しています。

そんな中で、確か2回生の頃に選択受講した「統計心理学」とか「心理統計学」とかという学問です。
(今ではその名前すら定かでは無いです)

単位欲しさに、気ままに、気まぐれで、選択した科目で、特に、心理学部門に興味があった訳でも勿論ありません。

たまたまかもしれないですが、珍しく初回の授業に出席したのを記憶しています。

その初回の講義の中で、人間の心理にもとずいた統計学で、心理学 というベールに包まれている様な響きを持つ学問の枠ではなく、一般人間社会の集団心理、集団行動、この人間の心理作用が起こす大きな結果、その効用、を実践的な具体例として学び、今後の社会人生に生きる内容の講義だよ、とその教授がおっしゃっていたのを覚えています。

私にしては珍しく興味を惹かれる初回の授業内容でした。

これは大変興味深い内容だな、と私には深いところで響きまして、それ以来、欠かさずこの講座は受講した記憶が有るのです。

この講座での ”面白い、興味深い” と感じたその一片が私の脳の中に存在しているのです。
人間の心理行動を統計としてとらえて、それを考えるプロジェクトの中に応用していける、そう感じたのも覚えているのです。

でもNash均衡論と出会い、xBidのロジックを発案するまでの間は相当長い時間がありますが、この統計心理学を自分の仕事の中で生かすような場面はこれまで一度も有りませんでした。

という訳ですが、実は、Nash均衡から思いついて発想した基本ロジックに、先ほどの統計心理学(名称不明確)の考えを初めて上乗せし、これらを応用して株式投資の売買ロジックとして仕上げた基本ロジックが初代の xBidロジック になります。

この時、私の人生初めて、数十年前にほんの一端を学んだ「統計心理学」 という断片的メモリーを拾い集めて、やっと実戦でその考え方を適用出来た事になります。

今から思い返すと、ハトの動きを終えるロジックには程遠い内容ではあったのですが、株式市場に参加している大多数の心理を統計上で定めて、Nash均衡を応用して売買を繰り返す、という感じの基本ロジックです。
でも、私なりの工夫、一定の範囲を定めてその範囲で誤差を認める、という考え方も取り入れての基本ロジックが完成したのでした。

この売買ロジックそのものは、自動売買ソフトとして作り上げるのが目的とはせず、私一個人が、ロジックに基ずいたエントリーポイントで、手動で売買継続していく形のものでしたが、売買結果はすこぶる快調で、2年以上の月間負けなし記録も達成したロジックでした。

ここで、私が、なぜ日経225を売買対象に選んだのか、なぜ、FXでもなく、個別株、でもなく、日経225だったのか、については後日お話していきたいと考えています。

ここで、初代xBid の悲運の話が始まります。

その頃、自動売買の関連で知り合ったある方と時々コンタクトする仲だったのですが、その方との電話会話の中で、このxBidロジックの内容や結果を話しているうちに、その方から是非自動化して自動ソフトとして販売をしたい、旨のオファーがあったのです。

私個人としても、いわゆる趣味の範疇から一歩外に出て自動ソフトの仲間入りが出来る、これも喜ばしいことだ、と私は 即断即決 でゴーサインを出したのです。

自動化されたソフトの命名者は、もちろん私です。
ここで、初めて xBid、或いは、xBid-Pro、が誕生したのです。
この名称は数分考えた後にパッと閃いた名称でした。 今でもずっとこの名称は使い続けています。

さて、ここからは、先ほどのその方を仮に A氏 と呼びます。
A氏が販売も担当し、順当に販売していたころ、私の体調が悪化し手術入院という事となった頃の話になります。

術後の回復期、時間を持て余している頃でした。
暇に任せてネットでいろんな情報ページをまるで時間つぶし目的で情報検索を楽しんでいる時、たまたま見た書き込みページで、A氏にまつわる書き込みページを目にしたのです。

内容は、A氏の詐欺まがい行為の内容、その変遷の事例などが、かなり克明に、詳細に、書かれていた記事でした。
私はこの種のネット上での書き込みページは、過激さや偽証内容さえ存在し得る事から、あまり重要視はしていなかったのですが、 書き込みページの内容がA氏と理解できた時に、私は何とも形容しがたい様な、不安で、恐ろしくも感じた、この様な覚えがあります。

相当克明に、具体例挙げての書き込みページでしたので、恐らく記述した方に実際に降りかかった話だ、という事は容易に察し出来ました
読み終えて、私がこの様な詐欺まがい販売に巻き込まれているのでは、との不安感、A氏への不信感、を感じたものでした。

術後の回復期、万全では無い体調のなか、どうしても書き込み内容の真意を見極めたくて、A氏への直接の電話で記事内容を率直に話し確認しました。

結果は、今では容易に想像できるのですが、A氏はブチギレ状態。
まともな会話すら出来ない状態に。 
挙句が、私には強力な弁護士集団がいて訴訟を起こしたら貴方が困ることになる、とかで、   
私にしてみたら、 ついにその本性見たり!!  という状況に陥ってしまったのです。

余りにも、A氏の激変ぶりに、驚きもし、いわれない嫌悪感も感じ、それ以降このA氏とは全ての縁を断ち切る、という自分なりの決意をしてこの件を忘れる事としたのでした。

まもなく無事退院し、自宅でもPC作業が出来るようになった頃でした。
これもたまたまですが、Youtube動画を検索中、何と、あのA氏が動画に登場しているではありませんか!!
聞き覚えのあるA氏の声でした。

動画の内容が、私にはこれまた衝撃的すぎて!!!!!

ナント、ナント、その動画はxBidの基本ロジックをまるまるパクりまくった自動売買ソフトの解説動画だったのです。

A氏ご本人、大真面目な声で、私の基本ロジックを用いて自動化部分の動きを少し変更させた日経225自動ソフトを堂々と解説して、動画として流したものだったのです。

ビックしました!!   大、大、大、びっくり仰天です!!!

呆れてものが言えない、まさにその言葉ズバリでした。

堂々とネット上、ユーチューブ上で、私の大切な xBidロジック をパクった自動化ソフトの解説を行っているではないですか!

まるで、A氏自身の発案だったかの様に、語る画面  、、、、、、、。
よくもま~~~~~ ぬけぬけと です!

興奮冷めやらないなかで、早速、A氏に抗議メールを送りました。
結果、案の定の答えでしたが、、、、

お前のロジックでは無い、私の発案のもので、イチャモン付けるな、訴訟とするぞ 、、、、、、

アホらしくて、これ以上付き合えないわ~~~~ ~~~ って感じでした。

それ以降、そのままにしておくと、あれ程熱弁を振るていた ”「ご自身」が発案した超優秀ロジックの解説” の動画は、いつのまにやら削除されていました。
ネット上、どこを探してももう見つからなくなってしまっていました。

「ご自身」のご発案物でしたら、そそくさと削除しなくても良いのに、というのが私のその時の感想。独り言を、ぶつぶつ、つぶやきました、、、、、、、。

この様な事件に会い、xBidは世に出て短命に終わった感のある自動売買ロジックになってしまったのでした。

『必要とする方に、広く、安全に』 をモットーとして販売を委ねた日経225自動売買ソフトでしたが、結局はA氏と付き合いが災いし、その役目を短命で終了する事となってしまったのです。

その頃の私の信条は、 悔しい思いがいっぱいでした。  
語りつくせない程の悔しさ、やるせなさ  、、、、、、、、何かの契機でふと思い起こしてしまう苦い思いでした。

それ以降暫くは、ヤル気の無い、放心状態の細切れの時間が過ぎて行ったのです。

J.Nash氏には、 誠に申し訳無かった です。

初代悲運の xBid、xBid-Pro、 このお話はここまで、、、
その後、A氏の事は全く知りません。また知りたくもないですね。
何かのきっかけで突如として本性をむき出しにしてくる方に長い人生始めて出会いました。

まだまだ 長らく生きながらえてきて、 人間社会での経験の浅さ、 これを痛感させられた一件のお話し でした。

次回は、Nash均衡からの新しい基本ロジック発想を契機に、再びヤル気満々となったお話です。

PS)
その後ですが、私の知人の一人の方が、A氏のビットコイン募集の話に乗って、大損し、未だに苦しんでいらっしゃる事も判明。
この件はビットコインに関連する詐欺集団への訴訟中だそうです。

また、他につい最近、A氏と関わり合いのあった方からのメールでも、詳しい話は存じ上げていませんが、 A氏とはある時点で完全に縁を断ち切った、というお話も伺ったり、  で。 
 
人の本性見極め、 これはムツカシーですよね。    オー、、コワイ怖い、、、、

あれから、A氏にまつわる色々な事件話を耳にします、その都度、やはりそうだったのか、 と。

私もあれ以来、A氏との関わりを一切持たない事にした事、大正解だったのかもしれません。
ズルズルと続けていたら、上手い話にほだされて〇〇、、 と思うとゾッとしますね。

皆さん、くれぐれも、 「うまい投資話」 にはご注意を!
 **【 危ない 】と感じたら、 早めの決断と行動を!!!

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